に
今年はジェットバスの修理に5・6件対応しています。
修理の度に色々な製品・モデルを経験し、浴室内で
浴槽脇に内蔵するタイプと浴室屋外に外付けにする
タイプがあります。今回は後者で、ポンプユニットや
電源が浴室外に外付けされているジェットバスです。
内蔵タイプは浴槽脇の狭い空間で作業しなければ
ならず大変ですが、外付けタイプは比較的楽です。
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設置以来20数年が経過しているそうですが
材質に耐久性があり、浴室はまだ綺麗です。
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しかしジェットバスを復旧するには、浴室全体を
リフォームする以外に選択肢がありません。
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リモコンを操作しても水位のエラーが
表示され、ジェットバスは動作しません。
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リモコンは水が侵入して故障しやすいので取り外して
点検します。ですが内部基板も綺麗な状態です。
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そうすると、エラー表示の通り水位の異常および水位センサーの
故障、ポンプユニット、その電源装置、さらに制御基板の不具合や
故障が疑われます。これらは浴室屋外に設置されている室外機
内に全て組み込まれています。浴室の外に出て点検します。
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外壁を貫通して各配管や配線が
室外機に接続されています。
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ジェットポンプを動かす電力は外壁の
屋外コンセントから供給されます。
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白い断熱材が被る2本が前後2か所の
吐出側、下の1本が吸水側のようです。
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内部を点検するため、古びた
金属製ボックスを開けてみます。
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トップカバーを固定している前面と
側面の固定ネジを緩めます。
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トップカバーを外します。
内部が顔を出します。
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中央にジェットポンプ、左側に電源部、
右側は浄化フィルターでしょう。
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フロントカバーも外すため
前面の固定ネジを緩めます。
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筐体構造はまだ分かりませんが、
側面にある固定ネジも緩めておきます。
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フロントカバーが外れると内部の
機器構成を把握しやすくなります。
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各機器や基板の配置こそ異なりますが、全体の構成は
これまで何度か見てきた製品とほぼ共通しています。
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先に大元の電源供給周りを確認します。
制御基板に入るところまでは問題ありません。
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エラー表示のもとになる水位センサーです。
強烈に固着していて点検のしようがありません。
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ですが水位に応じてON・OFFするだけですから
不具合の原因であるか否か特定は簡単です。
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水位センサー自体は正常なので、やはり
動作ロジックつまり制御基板に問題があります。
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もちろん制御基板を修復できれば良いのですが、
CPUによるプログラム制御では実質不可能です。
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以前にも同様の室外機タイプで、制御基板の
不具合と分かり修理を諦めたことがあります。
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今回は全く別の方法による復旧を目指します。
先ほどから配管類の取り外しを進めています。
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吐出側配管に続き、吸水側
配管を取り外そうとしています。
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本体接続部のホースバンドを緩める
だけでは配管が抜けてきません。
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外壁側接続部のホースバンドも
緩めることで遊びを大きくします。
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続いて上部の細い配管
2本を引き抜きます、が、
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長い年月でゴム材質が
金属管に貼り付いています。
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ウォータープライヤでゴム配管を
捩じりようやく抜けてきます。
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この細い2本は、高圧吐出側に空気を
混合しジェット流を作るためのものです。
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全く別の方法による復旧とは、本来はリモコンにより
ジェット流の強中弱切り替え、ウェーブ流やタイマー機能、
浄化槽によるフィルター機能などを操作できますが、
それらを一切取り払い単純にジェットポンプのON・OFF
だけにするアイデアです。実はモーターに電源を直結し
ジェットポンプ自体は正常に動作することを確認済みです。
また、強弱切り替えなど細かな操作ができなくても構わ
ないことはご依頼主が了解済みです。これまで修理して
きた経験上、ほぼ100%のご依頼主がそのような機能は
不要で、ジェット流「強」でしかお使いになっていません。
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ON・OFFのみで良いのであれば室外機に
含まれる多くの機器・部品が不要になります。
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そのような改造は現場では難しいので
室外機を外して工房に持ち帰ることにします。
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室外機を外したままでは、外壁から出る配管が
開放状態で、お湯が漏れ出てしまいます。
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ゴムキャップを嵌めて
開口部を密閉します。
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空気取り込み用の細いゴム配管も
開口端をマスキングテープで塞ぎます。
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室外機周囲のカバーを元に戻し
車に積み込んで工房へ戻ります。
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工房に運び込んだジェットバスの室外機です。これから
分解・改造の作業を通して、あらためてジェットポンプ
システムの構造を勉強・研究する良い機会になります。
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制御基板を外し、あらためて損傷等を確認
します。外観上の問題は見当たりません。
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見た目問題なしはほぼ手の出しようなしです。
センサーが多いので配線数も大変なものです。
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しかし制御機能をほとんど取り去るので
配線ケーブルも片端から外します。
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不要になる本体内部機器・部品の
取り外しにかかります。
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固定ネジを緩めサイドカバー(パネル)を
外します。配管類が貫通しています
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上下2本の吐出側配管の出口です。
すぐ内側に部品が組み付けられています。
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ジェットポンプの出口配管は鋳造金属製です。
固定金具を外し接続部を分離します。
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吐出側配管の手前に電気部品が
付いています。ネジを緩め外してみます。
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防水仕様のサーボモーターのようで、
配管部品からでるシャフトに連結しています。
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配管部品を開口部
から覗いてみます。
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取りあえず貫通した状態ですが、
シャフトを回転させてみると。
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内部のボール形状のバルブも回転し、
角度により配管内の通路が塞がれます。
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本体kバーの内側に貼られているシステム全体の配線図です。
ジェットポンプと濾過タンクを中心に各部にアクチュエーターと
センサーが配置され、プロセッサを搭載した制御基板が全体を
なかなか複雑に動作させています。先ほどの部品は吐出側を
開口・閉鎖するための電磁バルブです。濾過タンクに循環させ
外部への排水時に経路を閉じる必要があるのでしょう。
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配線図と突き合わせながら分解を進めると、
全体の機器構成が少しずつ分かってきます。
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ここで、現地でも確認してきましたがジェット
ポンプが単独で動作するか再度確かめます。
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配線(AC100V)をモーターに
直結し電源を入れてみます。
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モーターが快調に回転し、吐出側から空気が
吹き出し吸い込み側に負圧がかかっています。
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ここまで配管を複雑にしているのは
濾過タンクによる浄化機能の存在です。
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濾過タンクおよび周囲の配管類を取り除けば
機器構成が一挙に簡単になるはずです。
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濾過タンク上部に接続されて
いるゴム配管を抜きます。
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反対側は電磁バルブを介して
外部ドレインに接続されています。
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濾過タンクに内蔵されるフィルターの洗浄機能も
あるので、汚水を外部に排水できるのでしょう。
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濾過タンクから延びる別の配管は、ポンプ
吐出口下部の別ポートに接続されています。
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濾過したお湯を浴槽に戻す経路ですが、当時(20数年前)は
そうまでして再利用することが普通だったのでしょうか。
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そもそもご依頼者もほとんど使ったことが
ないそうで、どう考えても不要です。
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濾過したお湯を循環させる経路
(配管)を外していきます。
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どのゴム配管にもホースバンドが丁寧に
取り付けられ、脱落を防止しています。
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濾過タンクからもうひと系統、吸水側配管
器具に接続されるゴム配管があります。
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濾過するには浴槽内のお湯を
取り込まなければなりません。
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干すバンドを緩め
配管を抜きます。
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配管を取り去ったところで
濾過タンク本体を外します。
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配管接続部周りの空間を設けるため、マウントを介して
床面に固定されています。室外機床面の半分近くを
占めています。タンク下部に何か電気配線が見えます。
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ジェットポンプの下部にも配線がつながり、
どうやら周囲にヒーターが巻かれているようです。
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ジェットポンプに内蔵されたヒーターで
お湯を加温していたのでしょうか。
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20数年前の入浴事情が垣間見える気がします。
もちろんユニットバスに追い炊き機能がありますが。
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近くの大きなセメント抵抗器を外します。
ヒーター配線の電流制限用と思われます。
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配管に密着させているので、流れ込む
お湯の温度補償用でもあるのでしょうか。
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吐出側配管器具にもセメント
抵抗器が取り付けられています。
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配線を中継する端子板も
不要となります。
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制御基板を動作させるため、別途
変圧トランスが取り付けられています。
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今後制御基板自体を使用しない
ので、やはり不要になります。
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ジェットポンプ下部に巻き付けられているヒーターは
そのまま残しますが、配線は・・ぶった切ります。
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ビニル袋にサーモスタットが入っています。
・・も含め不要な配線を根こそぎ取り去ります。
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ここで吐出側配管に組み付けられて
いる電磁バルブを、もう一度確認します。
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サーボモーターは取り外してしまい
ますが、シャフトを回転させて・・
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管路が完全に開口した状態で
常時水流が通るようにします。
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必要最小限の機器構成となり、
何ともすっきりしました。
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残っている配線はモーターの電力線のみで、
起動用コンデンサは元の配線のままにします。
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まだ大事な作業が残っています。吐出側・吸水側いずれにも
濾過ポンプ迂回用のポートが出ています。このままではお湯が
ダダ洩れになるので、しっかり塞いでおく必要があります。
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パイプの先端を保護するビニル
キャップが丁度良いサイズです。
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押し込むとかなりきつく
嵌まり込みますが、
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水圧により吹き飛んでしまう
可能性がないとは言えません。
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ホースバンドをかけて
しっかり固定します。
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配管を通しながらサイド
カバーを元に戻します。
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外部配管との接合部には、もう1段
ねじ込み式のカプラーが設けられています。
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カプラーの内側にゴム製パッキンが
1枚挟み込まれていますが、
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取り出して確認してみると、経年劣化で
材質がカチカチに固まっています。
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このままでは水漏れを防止できない
ので、新しいパッキンに交換します。
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ナットを締め込んだ時の
感触がまるで違います。
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改造を終えた室外機を携え、あらためてご依頼者宅に
出向きます。室外機を元の架台に載せ、高さ調整ボルトで
ガタ付きを解消しておきます。キャップを被せておいたので
開口部から特に水漏れはなかったとのことです。
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外壁から出る配管を
元の通りに接続します。
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開口部のキャップを
先に取り外します。
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ゴム配管の嵌め込み量がかなり
深いので、取り回しが面倒です。
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ゴム材質がそれなりに硬化していますが
亀裂や割れが入るほどでもありません。
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万一配管の交換となれば、浴室内と屋外を
往き来する大変な作業になるところです。
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バブル発生用の空気を取り込む
細い配管も元に戻します。
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ここまで作業すれば試運転が
できます。電力線を直結します。
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問題は大きな負荷がかかる通水状態でも
ジェットポンプが正常に動作するかです。
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浴槽内の水位が吹き出し口位置を
超えるまで水が溜まった状態で、
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ブレーカーのレバー(スイッチ)を
ONにします。モーターが回転し、
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勢い良くジェット流が吹き出ています。モーターに
電気(AC100V)が直結されており、電力が何ら
制限されていないので吹き出すパワーは最大です。
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当然元のリモコンは使用できないので、ON・OFF
するだけでも何か方法を考えなければなりません。
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便利なデバイスがあるものです。ワイヤレスで
AC100V電源をON・OFFできるスイッチです。
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2端子をAC100Vへ、2端子を
負荷へ接続するだけです。
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デバイス自身が使用する電源は
接続したAC100Vから賄います。
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こちらリモコンのスイッチです。ボタンを押し
込む力で発電するので電源が要りません。
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433MHzで送受信し到達距離は
屋外で100m、屋内でも30mです。
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金属製のカバーに囲まれた程度で
通信不能になどなりません。
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室外機を元通りに復旧し
外回りの作業は完了です。
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浴室内からリモコンの動作を確認します。壁のすぐ
外に室外機が設置されているので、距離は2mも
ありませんが。さらにこのリモコンは防水仕様です。
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問題なく動作します、ジェット流も快調そのものです。
[後日談]
作業を終えて数日後ご依頼主から連絡があり、浴槽の残り湯を
落とし(抜いて)あらためてお湯を張ってジェットバスを動作させると
モーター音はするけれどジェット流が出てこないとのことです。実は
予め想定していた事態で、配管内(特に吐出側)に空気が入り込んで
いると、水流が阻害される可能性があります。液体(水)とは異なり
空気は膨張しやすく圧縮されやすいため、ポンプが動作し配管内の
圧力を高めても残留する空気が圧縮されるばかりで、水を流動開始
させる前に圧力が均衡してしまう可能性があります。空気が残るのは
最も高い位置にある配管の中なので、そこに空気を逃がす開口部を
設けることで解消するはずです。近日中に再度作業に伺いたいと
思いますが、現在はご依頼主が電源ONの直後に浴槽内でお湯を
強くかき混ぜることでジェット流をスタートさせていらっしゃいます。
吹き出し口を通して水圧の増減が加わることで、残っていた空気が
動きスタートするようです。素晴らしい方法を思いつかれたものです。
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